草津白根山 湯釜周辺・登山道の15年ぶり制限付き開通を中止 気象庁の解説情報発表を受け

群馬県の草津町は9日午後、2009年から立ち入りが禁止されている草津白根山の火口湖"湯釜"に向かう"中央登山道"の15年ぶり「限定的再開通(9月末〜10月中)」を中止すると発表した。

気象庁が同日14時に草津白根山の「火山の状況に関する解説情報」を発表したことを受けての判断だという。

気象庁はこの解説情報で、5月下旬以降に火山性地震がやや増加していることや、6月頃から噴気の化学成分比に活発化を示す変化が認められること、傾斜計による観測で6月頃から湯釜付近の地下浅部を膨張源とする緩やかな地殻変動が始まっている可能性があることを発表した。同庁が草津白根山(湯釜付近)の解説情報を発表するのは、2021年3月23日以来。噴火警戒レベルは「1」が継続されている。

SNS上には、このタイミングでの解説情報発表に対する様々な意見が投稿されている。

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