東北新幹線 連結運転を当面中止 全列車が10両以下で運行へ 山形・秋田新幹線は東京方面への直通取りやめ

東北・秋田新幹線「はやぶさ・こまち21号」が走行中に連結が外れたトラブルを巡り、JR東日本が6日会見を開き、原因が判明し対策が完了するまで、新幹線の連結運転を全て取りやめると明らかにした。

山形新幹線は福島駅〜新庄駅間で、秋田新幹線は盛岡駅〜秋田駅間で一部列車を除き、それぞれ折り返し運転を行い、東京駅〜福島駅・盛岡駅間は運休(盛岡駅や福島駅で乗り換え)となる予定だという。「なすの号」などの全区間17両編成で運転する列車についても連結運転を取りやめ、E5系10両編成などの車両単独で運行する予定だという。

JR東日本によると、2024年9月に発生した連結が外れたトラブルを受け、JR北海道が所有するH5系を含むすべての車両の対策は済んでいたという。

トラブルは6日11時30分頃に上野駅〜大宮駅間で発生。当時、列車は時速約60キロで走行中で、連結が外れたことを検知し、非常ブレーキが作動したという。停止時、2列車間は約8メートル離れていた。2列車にけが人はいないという。現場は、JR山手線・西日暮里駅のそば。(JX通信社/FASTALERT)

最新の情報はで提供中