ANA機で異常振動 右エンジン停止させ那覇空港に着陸 緊急脱出時に3人けが 重大インシデント認定
23日夜、エンジン不具合が発生したANA機が片方のエンジンを停止させた状態で那覇空港に着陸した。着陸後、乗客らはシューターを利用して緊急脱出。脱出の際に3人がけがをした。
この事案は、国土交通省・航空局が重大インシデントに認定した。
全日本空輸(ANA)によると、23日21時19分頃、那覇空港を20時58分に出発した佐賀行きANA1502便が上昇中、航空機の振動と右エンジンのオイルが高温になっていることをコックピットの表示で確認し、右エンジンを停止した。
トラブルのあった飛行機は、ANAウイングスが運航する166席仕様のボーイング737-800型機(JA86AN)で、乗客152人と乗員6人が乗っていた。
同便は、左エンジンのみを使用して那覇空港に引き返し、着陸後は誘導路に停止して緊急脱出が行われた。緊急脱出の際、乗客3人が膝にすり傷などを負ったという。
ANA1502便は、福岡行きANA1216便の欠航に伴う佐賀行き臨時便。ANA1216便は、使用する飛行機の整備により遅延が発生し、福岡空港の運用時間を超えるため欠航となっていた。
23日の日中に行われた整備作業と今回のトラブルに関連性があるかはわかっていない。
全日空は「お客様ならびに関係者の皆様に、ご心配ならびにご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫 び申し上げます。今後、関係機関による調査に全面的に協力してまいります」とコメントしている。