IBEX機でギアが出ないトラブル 別系統で操作し福岡空港に無事着陸 けが人なし
19日午後、福岡空港に向かっていたIBEX機で、着陸前に一時、ランディングギア(降着装置)が出ないトラブルがあった。
アイベックスエアラインズなどによると、トラブルがあったのは仙台空港から福岡空港に向かっていたIBX16便で、福岡空港に着陸する準備を進めていた際に、ギアが出ていないという情報がコックピットに表示されたという。
その後、別の系統でギア操作を行い、地上からギアが正常に出ているか確認する「ローパス」を行った結果、ギアが下りていることを確認できたという。同便は18時41分頃、福岡空港に無事着陸した。乗客69人と乗員4人にけがはなかった。
この影響で福岡空港の滑走路が一時閉鎖され、フィリピン・マニラ発のセブパシフィック航空922便が北九州空港にダイバート(代替着陸)したほか、同じ機材を使用する予定だった仙台行きIBX19便が欠航となるなどの影響が生じた。19日のIBX16便はCRJ-700型機(機体記号:JA12RJ)での運航。(JX通信社/FASTALERT)