ホンダ フィット・ステップワゴンなど50万台超の改善対策、ブレーキが正常に制御できないおそれ
国土交通省は31日、制動装置に不具合があるとして、ホンダが58万6006台を対象に改善対策を届けたことを発表した。実際に物損が4件報告されているという。
対象となる車両は、平成30年から令和4年にかけて製造された、ホンダの「フィット」「FREED」「FREED+」「VEZEL」「ステップワゴン」「「SHUTTLE」「オデッセイ」「CR-V」「インサイト」「「GRACE」「JADE」「アコード」「Honda e」「CLARITY」で、計13車種。
ホンダによると、制動装置のセンサ内の抵抗部が腐食し、警告灯が点灯するとともにフェールセーフが働き、ブレーキペダルの操作力が増大するおそれがあるという。(JX通信社/FASTALERT)