北陸新幹線 金沢〜敦賀駅間の延伸開業は来年3月16日 東京〜福井駅間は最速2時間51分
JR西日本は30日、北陸新幹線・金沢駅〜敦賀駅間の延伸開業日を2024年3月16日(土)とすることを発表した。東京駅〜福井駅間は最短2時間51分で結ばれる。
延伸開業する金沢駅〜敦賀駅間では、東京直通・最速達タイプの「かがやき」が1日9往復、東京直通・速達タイプの「はくたか」が1日5往復、各駅停車タイプの「つるぎ」は富山駅〜敦賀駅間で運転する18往復と金沢駅〜敦賀駅間で運転する7往復が設定される。かがやき号の9往復中5往復は、金沢駅〜敦賀駅間の途中停車駅が福井駅のみとなる。
新幹線の開業に伴い、JR北陸本線の金沢駅〜敦賀駅間はJR西日本から経営分離され、金沢駅〜大聖寺駅間はIRいしかわ鉄道が、大聖寺駅〜敦賀駅間はハピラインふくいが2024年3月16日から運行開始予定。
特急列車は、敦賀駅〜金沢駅間で運行を終了し、特急サンダーバード号は大阪駅〜敦賀駅間での運行、特急しらさぎ号は名古屋駅または米原駅〜敦賀駅間での運行となる。
北陸3県と東京を3時間以内で結ぶこと等に重きを置いたダイヤ設定となった。(JX通信社/FASTALERT)
- 【北陸新幹線・運行の詳細】
- 東京〜敦賀駅間:かがやき9往復、はくたか5往復
- 東京〜金沢駅間:かがやき1往復、はくたか9往復
- 長野〜金沢駅間:はくたか1往復
- 金沢〜富山駅間:つるぎ2本
- 富山〜敦賀駅間:特急接続あり・つるぎ18往復、特急接続なし・つるぎ2本
- 金沢〜敦賀駅間:特急接続あり・つるぎ7往復、特急接続なし・つるぎ1本
- 【特急列車・運行の詳細】
- サンダーバード:大阪〜敦賀駅間で25往復、敦賀駅で"つるぎ"と接続
- しらさぎ:名古屋〜敦賀駅間で8往復、米原〜敦賀駅間で7往復、敦賀駅で"つるぎ"と接続
- 能登かがり火:金沢〜和倉温泉駅間で5往復
- 【運転を終了する特急列車】
- サンダーバード:敦賀~金沢駅・和倉温泉駅間
- しらさぎ:敦賀〜金沢駅間、米原発着の早朝と深夜の各1本(新幹線と接続できないため)
- おはようエクスプレス・おやすみエクスプレス:敦賀〜金沢駅間
- ダイナスター:福井〜金沢駅間