成田空港 誘導路上で航空機同士が向かい合うトラブル エチオピア航空機が誤った方向に進入

Flightradar24に表示された21時10分頃の成田空港・K誘導路付近の様子

成田空港事務所などによると、28日21時10分頃、成田空港の誘導路上で、国際線の旅客便同士が誘導路上で向かい合い、身動きが取れなくなるトラブル(ヘッドオン)が発生した。

ソウル・仁川経由のエチオピア・ボレ行きエチオピア航空機(ET673便)が、K誘導路に進入する際、右折するところを左折したため、オーストラリア・ブリスベン行きジェットスター機(JQ10便)とK誘導路上で向かい合ってしまった。

航空機は通常、自力で後退することができないため、エチオピア航空機を牽引車両により後退させる対応をしたという。

立ち往生したジェットスター機は21時37分頃に、エチオピア航空機は21時46分頃に地上走行を再開し、それぞれ離陸した。機体同士の接触等はなく、けが人は確認されていない。

同空港は誘導路が非常に複雑で、昨年12月には航空管制指示に従った旅客便同士が誘導路上で向き合い、30分以上に渡って身動きが取れなくなるトラブルが発生している。(JX通信社/FASTALERT)

関連ニュース:成田空港 誘導路上で航空機同士が向かい合うトラブル 2機が30分以上動けず(2022年12月13日)

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