航空無線データ通信システム「ACARS」でメッセージ送受信が不安定な状況に 航空各社の運航影響に懸念も大きな遅延等は発生せず

アビコム・ジャパンによると、6日23時41分頃、航空無線データ通信システム「ACARS」でメッセージの送受信が不安定になる障害が発生した。障害は7日昼頃までに復旧したという。

「ACARS」は、地上と航空機の間で気象情報や空港情報など、運航にかかわる情報を送受信するシステム。

国内の複数の航空会社が同社のシステムを利用しており、一部で運航への影響が懸念されたが、欠航や大幅な遅延は生じていないという。

全日本空輸は、7日午前にHP上で「現在、ANA運航便にかかわるデータ通信システムに不具合が発生」「今後、運航便への影響がでる可能性がある」などと発表していたが、他のバックアップ手段で対応を行い、運航に目立った影響は生じなかったとしている。(JX通信社/FASTALERT)

最新の情報はで提供中