ANA機がエンジン故障の表示で緊急停止 羽田空港C滑走路が部品落下で閉鎖

10日23時18分頃、羽田空港C滑走路を離陸滑走中のANA機でエンジン故障の表示が確認された。

全日本空輸によると、トラブルがあったのはサンフランシスコ行きNH108便で、操縦室内でエンジン故障に関する表示が確認されたため、離陸を取りやめ緊急停止した。この際、滑走路上に飛行機の部品が落下したため、羽田空港のC滑走路が閉鎖されたという。

10日発のNH108便は、ボーイング777-300ER型機(機体記号:JA791A)が使用されていた。

羽田空港のC滑走路閉鎖に伴い、滑走路の手前で離陸待機中だったミュンヘン行きNH217便、ドーハ行きJL59便は出発を取りやめ、駐機場に引き返した。これらの便は、1時20分現在も出発できない状況になっている。

搭載する燃料が比較的少なく済むアジア方面の便はD滑走路を使用して離陸する対応をしている。(JX通信社/FASTALERT)

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