【節電協力を】東京電力・東北電力管内に需給ひっ迫警報 東電管内で10時台に使用率101%に

東京電力と東北電力は、電力需給が極めて厳しい状況にあるとして、利用者に対して節電への協力を呼び掛けている。

16日に発生した地震により一部の発電所が停止しているほか、22日の気温低下で暖房機器の使用増加が見込まれるため。

需給ひっ迫のピークは16時台と予想され、東京電力管内と東北電力管内に政府から初の「電力需給ひっ迫警報」が発表されている。

対象地域:東北地方・関東地方・新潟県・山梨県・静岡県の富士川以東

<22日9時台・1時間平均の電力使用率>
東京電力管内:97%
東北電力管内:100%

<22日10時台・1時間平均の電力使用率>
東京電力管内:101%(供給力に対して62万kW上回る)
東北電力管内:99%

<22日11時台・1時間平均の電力使用率>
東京電力管内:103%(供給力に対して160万kW上回る)
東北電力管内:98%

<22日12時台・1時間平均の電力使用率>
東京電力管内:102%(供給力に対して100万kW上回る)
東北電力管内:97%

*東京電力では揚水発電所を用いて電力需要が多い時間帯をカバーしており、揚水発電可能量は10時時点で残り87%、12時時点で71%となっている。

【節電チェックリスト】
・暖房使用時は室温設定を20℃を目安に
・こたつや電気カーペット使用時は「中」「弱」の設定に
・不要な照明を消す

(JX通信社/NewsDigest)

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