2022年の「今年の漢字」は「戦」

2022年の世相を表す「今年の漢字」は「戦」。

日本漢字能力検定協会が、1年の世相を表す漢字を全国から募集し、最も応募数の多い漢字を「今年の漢字」として発表した。毎年、「漢字の日」である12月12日(いい字一字)に、京都・清水寺で発表される。昨年の漢字は、東京オリンピック・パラリンピックでの日本人選手の活躍を受けた「金」だった。

今年最も応募数が多かった漢字は「戦」。ロシアによるウクライナ侵攻や北朝鮮のミサイル発射など、「戦」争を意識する出来事があったこと、サッカーW杯や北京五輪での熱「戦」に関心が集まったことなどが理由に挙げられている。「戦」が選ばれたのは、米国同時多発テロなどがあった2001年以来2度目となる。

2位は「安」だった。急激な円「安」や、知床の観光船事故や国際情勢を受け「安」心・「安」全が脅かされていることが理由に挙げられている。また、サッカーW杯での堂「安」律選手の活躍も明るい理由として挙げられていた。3位は「楽」だった。行動制限が緩和されたことで、旅行やイベントなど「楽」しいことが昨年より増えたという理由が挙げられた。

揮毫された「今年の漢字」の大書は12月22日から京都・祇園にある漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)で展示される予定。(JX通信社/FASTALERT)

最新の情報はで提供中