【AI分析】サッカーW杯 日韓戦実現の確率はわずか8.3% 実現した場合の勝率は……

カタールで行われているサッカーワールドカップで、決勝トーナメントが始まった。ワールドカップで初めてとなる日韓戦は、8.3%の確率で実現することがわかった。日韓戦が実現した場合の勝率も判明した。JX通信社が独自に開発したAIモデルをもとに、すべての試合結果を1万回シミュレーションして求めた。

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■ W杯初となる日韓戦実現の確率は8.3%

日本（FIFAランク24位）は日本時間5日24時からクロアチア（12位）と、韓国（28位）は同6日4時からブラジル（1位）と対決し、8強入りを狙う。日韓両国が試合に勝利した場合、同9日24時から行われる準々決勝で、ワールドカップ史上初めてとなる日韓戦が実現。日韓両国が準決勝進出をかけて戦うことになる。

分析の結果、日本がクロアチアに勝利する確率は33.5%、韓国がブラジルに勝利する確率は24.8%となっており、いずれも数字上は厳しい情勢だ。日韓対決が実現する確率は8.3%にとどまっている。

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■ 日韓両国とも、決勝トーナメントに「逆転」進出

日韓両国は、グループリーグ（GL）で土壇場からの逆転進出を決めた。JX通信社の分析によると、日本がGLを突破できる確率はスペイン戦前の時点で26.6%、韓国がGLを突破できる確率はポルトガル戦前の時点で6.9%にとどまっていた。両国とも格上相手の試合を制したことで、日本はグループEを1位で、韓国はグループFを2位で突破。16強入りを決めた。

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■ 日韓戦が実現した場合の勝率は、まったくの互角

シミュレーションでは、日韓戦が実現した場合の勝率も求めた。両国の勝率は日本54.4%、韓国45.6%で、ほぼ並んだ。

FIFAランクはほぼ同順位にあるほか、2002年以降に行われた日韓戦は7勝6敗3分で互角に近い。森保一監督が日本代表の監督に就任してからの対戦成績は2勝1敗だ。

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