JR総武本線の踏切で送電設備が破損 運転見合わせ区間は千葉駅〜佐倉駅間に拡大 アームを引っかけた車両は逃走か
4日9時22分頃、千葉市若葉区のJR総武本線の踏切で「近くで作業していたら大きな音がした」と110番通報があった。目撃者の話では、音がした時に踏切付近にはユニック車の姿があったという。
警察によると、ユニック車のアームが踏切上の送電設備に引っかかったとみられ、通報を受けた警察官が現場の踏切に駆けつけた頃には、該当車両の姿はなく、警察が逃げた車両の行方を追っている。
JR東日本によると、現場は都賀駅〜四街道駅間の鎌池踏切で、送電設備のパーツに破損が確認されたため、復旧作業に伴う送電停止のため、12時26分頃から運転見合わせが千葉駅〜佐倉駅間に拡大された。この影響で、成田空港アクセス特急「成田エクスプレス号」も運転できない状態となっている。12時30分時点で、全線運転再開は16時30分頃を見込んでいるという。(JX通信社/FASTALERT)