2日連続…伊丹空港で乗客を乗せ出発も"運用時間超過"で離陸できず 5便が駐機場に引き返し

航空各社や関西エアポートなどによると、7日も大阪国際空港(伊丹空港)周辺では強い東よりの風が吹き、航空機が着陸の際に北方向から滑走路に進入する方式となった時間があり、各便の離発着に時間を要することとなった。

羽田、松山、福岡、熊本行きの計5便(乗客計866人)は、出発許可が出て滑走路に向かっている途中で、運用時間の制限を理由に、管制から駐機場への引き返しの指示を受けた。

また、出発時点で21時までに伊丹空港に到着予定だった那覇や秋田からの計2便(乗客計288人)は、上空にて旋回待機の指示を受け、その間に運用時間の制限を超えたため、関西空港へ到着地を変更することとなった。

このほか、羽田行きJAL134便は欠航となった。これに伴う羽田行きの回送便も、滑走路に向かっている途中で引き返しの指示を受けた。

6日も同様の理由で、伊丹発の計5便が欠航したほか、伊丹行きの計7便が関西空港に到着地を変更している。

2日連続で同様の事象が発生したことを受け、航空会社の運用担当者は、JX通信社の取材に対し「非常に怒りを感じている」とコメントしている。(JX通信社/FASTALERT)

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