新千歳空港にシカ3頭が侵入 滑走路が相次ぎ閉鎖
21日午後、新千歳空港と隣接する航空自衛隊千歳基地の敷地内にシカ3頭が侵入した。
空港を運営する北海道エアポートによると、17時頃に航空自衛隊が使用するエリアでシカが目撃され、その後、旅客便が発着するエリアに徐々に移動してきたという。
新千歳空港には旅客便が通常使用される滑走路が2本あり、主に離陸機が使用するA滑走路が18時42分頃から約10分閉鎖された。18時48分頃からは主に着陸機がB滑走路が閉鎖され、19時50分現在も閉鎖が続いている。一部の便が着陸をやり直した。
滑走路1本のみで離陸機と到着機を運用しているため、一部の便に遅れが生じている。
同社はシカを捕獲せず、空港敷地外へ誘導しつつ、敷地外に出るのを待つという。(JX通信社/FASTALERT)