トヨタ ノア・ヴォクシー・シエンタ・クラウンなど20万台超リコール 衝突被害軽減ブレーキ作動しないおそれ

国土交通省は16日、衝突被害軽減ブレーキ用の前方カメラなどに不具合があるとして、トヨタ自動車が19万6984台を対象にリコールを届けたことを発表した。

対象となる車両は、令和3年から令和4年にかけて製造された、トヨタの「ノア」「ヴォクシー」「シエンタ」「カローラ」「カローラ スポーツ」「カローラ ツーリング」「クラウン」「bZ4X」、レクサスの「NX250」「NX350」「NX350h」 「NX450h+」、スズキの「ランディ」、スバルの「ソルテラ」で、計14車種。

トヨタ自動車によると、衝突被害軽減ブレーキの制御プログラムが不適切なため、停車している車列の側方を通過する際に、前方カメラとミリ波センサによる車両認識に差異が発生し、システムが停止することがあるという。停止後、システムが再起動する間、警告灯が点灯して衝突被害軽減ブレーキが作動しないおそれがあるとしている。

また、「JPN TAXI」について、原動機のパイプ部の強度不足により、2万3586台のリコールを届けた。(JX通信社/FASTALERT)

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