新型コロナ 空港検疫で新たに92人感染確認 中国からの水際対策強化で
厚生労働省は31日、海外から成田、中部、関西、福岡の各空港に到着した10歳未満〜70代の男女92人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。うち90人に中国への渡航歴があった。一日に90人以上の感染が発表されたのは、水際対策緩和前のことし6月1日以来。
ウズベキスタンに渡航歴のあった1人を含む14人に咳や発熱などの症状があった。ベトナムに渡航歴のあった1人を含む78人は無症状。
中国での感染急拡大を受け、政府は30日から水際対策を強化し、中国本土からの入国者に検査を行なっている。
今月1日から30日までに発表された空港検疫での感染判明者の1日あたりの平均は、5人未満だった。今回の対策強化で、感染判明者が急増したとみられる。（JX通信社/FASTALERT）
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