東京電力管内 16時台の電力使用率は93%

東京電力と東北電力管内では、電力需給が極めて厳しい状況にあるとして、利用者に対して節電への協力を呼び掛けている。政府は初の「電力需給ひっ迫警報」を発表している。

対象地域:東北地方・関東地方・新潟県・山梨県・静岡県の富士川以東

東京電力は、このままの状況が続くと、夜20時以降に揚水式水力発電の運転が停止し、約500万kW(200万~300万軒規模)の停電が発生するおそれがあるとして、更に毎時200万kW程度の節電が必要だと呼びかけている。(22日15:06時点)管内の需給ひっ迫のピークは18時台と予想されている。(22日16:30時点)

<東京電力管内・1時間平均の電力使用率>
09時台:97%
10時台:101%(供給力に対して62万kW上回る)
11時台:103%(供給力に対して160万kW上回る)
12時台:102%(供給力に対して100万kW上回る)
13時台:106%(供給力に対して272万kW上回る)
14時台:107%(供給力に対して305万kW上回る)
15時台:98%
16時台:93%
*東京電力では揚水発電所を用いて電力需要が多い時間帯をカバーしており、揚水発電可能量は10時時点で残り87%、12時時点で71%、14時時点で59%、15時時点で53%、16時時点で49%となっている。

<東北電力管内・1時間平均の電力使用率>
09時台:100%
10時台:99%
11時台:98%
12時台:97%
13時台:99%
14時台:97%
15時台:94%
16時台:91%

【節電チェックリスト】
・暖房使用時は室温設定を20℃を目安に
・こたつや電気カーペット使用時は"中"や"弱"の設定に
・不要な照明を消す

鉄道各社でも駅構内の一部照明や一部券売機の電源を落とすなどの対応をしている。また、京急電鉄は節電対策のため、イブニング・ウィング号を全便運休することを決めた。

(JX通信社/NewsDigest)

 

 

 

 

 

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