ダイハツ・トヨタ・スバルが販売の約34万台リコール
国土交通省は19日、車両の制御装置(電動パーキングブレーキの制御プログラム)に不具合があるとして、ダイハツ工業が33万9883台を対象にリコールを届け出たことを発表した。
対象となる車両は、令和2年から令和4年にかけて製造された、ダイハツの「タフト」「タント」「トール」「ロッキー」、トヨタの「ルーミー」「ライズ」、スバルの「シフォン」「ジャスティ」で、計8車種。
ダイハツ工業によると、電動パーキングブレーキを制御するブレーキ解除時のプログラムが不適切で、ブレーキケーブルの戻し量が不足する場合があるという。この状態で使用を繰り返すと、やがてブレーキケーブルの作動域から逸脱するため、パーキングブレーキ作動時に異常を検出して警告灯が点灯し、最悪の場合、パーキングブレーキが解除できなくなるおそれがあるという。(JX通信社/FASTALERT)